皆様ご無沙汰しております。
岡Ｂのお役立ちブログ：エアフィルタの役割とメンテナンス基礎ガイド
でおなじみの、あっちゃんです。

そこでもチラッと自慢しておりましたが、技能検定の空気圧装置組立の1級を合格しております。
そしてそれにとどまらず、なんとなんと！！！！！
優秀成績者に贈られる、県知事賞を見事に受賞しました～～拍手

弊社には以前もご紹介した通り、普通旋盤1級の香川県知事賞を受賞したスギちゃんがいます。
私は設計部所属で、実務的には空気圧装置の組み立てはしたことありませんが、知識として入れておくに越したことはないと思い、トライしました。

今回はその努力が実り、徳島県知事賞の栄誉を与えられましたのでそのご報告を兼ねた自慢回です。

全空気圧制御の読解

トーコーでの設計士として今年で14年目の私ですが、先にも述べた通り組立作業はもちろんしたことありませんし、普段設計している機械に関しても、空気圧自体は使っていても考え方自体が少し違っており苦労しました。
今さらですので、空気圧装置に関してはご説明省きますが、基本的には空圧によってのみの動作になります。
トーコーでは空気圧・油圧どちらも機械に採用しており、これまでの業務の中で十分理解しておるつもりでした。
ところが、今回の試験においては「全空気圧制御」（空気圧のみですべての動作を決定する）をメインとした内容でした。
トーコーは「シーケンス制御」を用いた動作のため、考え方の面で最初からつまづきました。

トーコーではこんな感じで、どの機種にも空気圧使ってますが全体はシーケンス制御によって電気信号で集中管理しています。
なので空気圧に特化した思考への変換に慣れるために結構な時間を要しました。

受験以来の猛勉強

今回は最初から合格目指すなら県知事賞受賞を狙って！と決めて始めたので、本気出してみました。
とはいえ、仕事と並行しての勉強で、出張や家庭の用事にも勉強時間を削られての中で、2ヶ月ほどを集中して勉強し、ルーズリーフ100枚使い切りました。
受験以来の真剣な勉強に、オッサンの硬化しつつあった脳みそが溶けていく感覚でした。

努力の跡（汚いノートですみません）

また、空気圧機器メーカーで日頃から業務上お世話になっているCKDさんやSMCさんにも、ご協力いただき感謝です。
快く過去問や解説集をご提供いただき、おかげさまで合格できたと思っています。

徳島県知事賞授賞式

先日、12月12日（金）に「第50回徳島県職業能力開発促進大会」が徳島県立中央テクノスクール・ろうきんホールにて開催され、参加してきました。
弊社は香川県ですが、私個人は徳島県民ということもあり、今回徳島県にて技能検定を受けましたので、受賞も徳島県知事賞となりました。

若い現役の学生さんがたくさん見られ、少々緊張しながらではありましたが、しっかり受賞を受け、頑張った甲斐があったなぁと感動しました。
そしてまだまだ私も本気出せばやれるな、と自信をつけるだけの成果に満足です。

今後は・・・

今回は空気圧について詳細に学び、普段接しているとはいえ、新たに知ることも多くとても勉強になりました。
習得した知識はそのまま業務に転用できますし、状況に応じてさらに応用すればより効果的にもなると大きな可能性を感じました。
実務を通じて理解を深めつつ、どんどん活用していきたいなと思っています。

今後は油圧装置調整1級に挑みます。
こちらも「自動油圧裁断機のトーコー」の名に恥じぬよう、しっかりと1発合格目指して頑張ります。
油圧装置調整は実技課題もあるので、若干の不安要素がありますが・・・・・・・反復練習で克服します！
またいい結果をご報告できるよう努力し、より精細な機械への技術転用も目指して頑張ってまいりますので、引き続きご愛顧くださいますようよろしくお願いいたします。