反転機を導入しました
できごと
今回は新規設備のご紹介です。
トーコーの安全対策の一環として、反転機を導入しました。
これにより、手間も省ける上に物から離れて作業ができるので安全性も格段に上がります。
それでは、ご覧ください。
反転機とは
まずは反転機の説明を。
反転機とは、金型や大型部品などの重量物を反転させるために使用される装置です。
クレーンを用いた重量物の反転作業は大きな危険を伴うため、反転機を使用することで重量物に近寄らず回転させることができ、万が一の事態にも安全が確保されます。
弊社は重量物(機械本体他部品)の製缶や加工や塗装、そして組立を行います。
多くの部署で重量物の移動や作業がある分、反転作業の機会も多くあります。
これまでは親子クレーンを使って2台のクレーンを操り回転させていました。
自社内でクレーンマイスター制度を設け、熟練の経験と技能を持ち合わせた人のみができる作業でした。
反転機の導入により吊り荷の近くに入る必要がなくなり、もしもワイヤーが切れたり吊り荷が落下しても、人的被害がでないように安全を担保した作業ができます。
【導入した反転機】
NH反転機(日本ホイスト)
RS10A-40BFEZ4(10トン)
NH反転機(日本ホイスト)
RS5A-06BZ4(5トン)
反転作業の様子
安全第一
弊社では機械本体ごと、社内で加工から組立まで製造工程があります。
当然、工場内は常に危険を想定しつつの作業となります。
十分に安全を心掛けていても、人的・物的、想定を超えた大小さまざまな事故は起こりうるものです。
その場合においても、できる限り人命は守れるように注意喚起や設備投資はこれからも積極的に行っていきます。
トーコーはこれからも安全第一で精進して参ります!!