随分とご無沙汰しております。久々のブログ更新となってしまいました。
トーコーブログ名物の岡Bが、私事ではありますが昨年より多忙な日々を過ごしておりまして…
言い訳になってしまいましたが、リニューアルした岡Bの再登場に期待しつつ、今回はトーコーの中身についてのお話をさせていただきます。

トーコーの中身。
そう、トーコーといえば自社一貫製造を謳っております。
機械ができるまでの数々の工程を、中小企業ながら自社内で完結できる設備と技術を保有する、産業機械メーカーとしてもなかなか稀有な存在かと思います。
今回はそこを掘り下げてご紹介できればなと思っております。

自社一貫製造の強み

トーコーが自社内での製造にこだわる理由として、いくつか挙げられます。
・コストを下げられる
・納期が読みやすい、守れる
・高品質を保てる
・技術の伝承を社内で行える（安定した品質の維持を実現）
・継ぎはぎでなく、全体のバランスの取れた製品づくりができる
・技術の集結により品質向上が図れる
・一品一葉のお客様ごとのニーズに合わせた細かな対応が可能

などなど。たくさんありますが、何よりお客様のメリットとしては、品質とコストに関わる部分でしょう。
トーコーとしても、高品質でよりコストを抑えたモノづくりを日々意識して取り組んでおります。
おかげさまで、”息の長い高剛性を携えた機械はトーコー製に限る”との声をいただき、費用対効果の高い製品を長くご愛用いただいております。

機械が出来上がるまで

早速、機械の製造工程についてザックリ見てみましょう。
『自社一貫製造』と言いながら、結構な部分を外注してるんじゃないの～？という疑念を持たれるのはごもっともでしょう。
ここで嘘偽りなく、トーコーでできることのすべてを公開します。

このようにたくさんの部署、たくさんの機械加工や工程を経て、トーコーの機械は出来上がっています。
設計部は、これらの製作過程を実際に目にすることで、よりよい機械設計へのインスピレーションに繋がります。
加工部は、自分の製作物の寸法精度の確認により、責任のある加工品質を保てます。
塗装部は、作業の隙間を縫うことでロスタイム短縮でき、オリジナリティなカラーリングにも対応できます。
組立部は、多数のパーツを組み合わせ、全体にバランスの取れた精密な機械を仕上げることができます。
制御設計部は、スムーズな機械動作を実現し、生産性と安全性の双方に配慮したソフト開発を進めることができます。

これらの設備と技術が集結することにより、営業部も自信を持ってお客様に提案でき、また胸を張ってお客様の元へ機械を届けられるというわけです。
全社員が連動して、一つの製品に力を注ぎ作り上げる1台1台が、トーコー製の機械となるのです。

おわりに

少々、手前味噌な内容になってしまいましたが。。
それだけ、こだわりを持った機械づくりをしているという自負が我々にはあります。
今後は各作業工程の実際の様子をひとつひとつ窺いながら、トーコーのモノづくりへの情熱を少しずつ公開していこうと考えていますのでお楽しみに♪

トーコーでは工場見学は常時大歓迎しております。
もしご興味持たれた箇所がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
ぜひ、実際に目で見て、体験していただきたいと思います。
今なら運が良ければ、サクラ咲く暖かい春のオーラに包まれた岡Bに、遭遇できるかもしれませんよ♡